ボードゲーム感想

 先日コンベンションでプレイしたボードゲームの感想を書きます。

▼ 『公爵』 ▼

 面白くも簡単でそれでいて難しい系のゲームでした。
 全プレイヤーが全く同じ12種類のカードの山を持ち、そこからランダムに4枚だけ手札を所持し、その4枚の手札の中からカードを一人づつ順番に使用していくことでゲームが進んでいくというゲームです。ルールは比較的簡単です。
 12種類のカードの配分自体は全プレイヤー全く同じなのでようはどういう順番で使うかだけで有利不利が出るゲームです。慣れると短時間でプレイ出来そうなので3回ぐらい続けてプレイしてみると何か良い作戦が思いつくかもしれません。


▼ 『テイク・ストック』 ▼

 株みたいのをテーマにしたこれまた簡単系のゲームです。個人的には株のゲームとしてはだいぶ面白いかなと思います。6人でプレイしたのだけど人数の多さにも耐えれていましたし。
 カードゲームなんですが、自分の番にやれることが5種類あるんだけど、すぐに2種類しか出来なくなっちゃうんです。これが面白い。どういうことかというと、5種類の銘柄のカードが1から12までの数字が一枚づつあります。1は最初の株の値段を表すために場に全部並べられています。
 で、自分の番に出来る5種類の行動っていうのは、1:場に出ている株の値段により大きい数字のカードを上書きして出す(株価を上昇させる)2:株を公開する(枚数に制限あり)3:イベントカードを2枚ひいてそのうち一枚を即実行する4:イベントカードを1枚ひいてそれをホールドカードにする5:ホールドしているイベントカードを使う
 株価を上昇させるにはその種類の株カードが無いとだめなんだけど、その株カードは株の公開にも使います。しかも株価は前の株価より4までしか上昇させられないのでいきなり7のカードとかは使えません。悩ましいです。で、株の公開の方も悩ましくて、一人の人が株式の公開を選択出来る株の総枚数は場の株の値段を表示しているカードの枚数以下じゃないとだめなんです。悩ましい。1ラウンドは意外と早く終わるので公開は早めにしたほうがいいんだけど、あんまり早く公開しちゃうと値下がりすることもあるので、これまた悩ましい。
 なかなかの好ゲームです。